イタリアでの付加価値税(VAT)の払い戻し方
イタリアでの付加価値税の払い戻し方
付加価値税(VAT)はヨーロッパで物を買うときに日本でいう消費税に当たる税金を払います。
国によってVATの表記は変わりますが、付加価値税はヨーロッパ諸国で適用されています。
高級品には高い税率がかかりますのでブランド品などを購入した場合は20%近い税率になります。
ヨーロッパに居住していない方は出国の際に申請すると全てではありませんが大半が戻ってきます。
当然、アウトレットなどで購入するとタックスリファインドの対象になりますので帰国の際に払い戻しの手続きを行います。
「タックスフリー」のマークのある加盟店であれば、リファンド・チェック(免税書類)といわれる払い戻しをしてもらうために必要な書類を発行してくれます。
高級店は、タックスフリーのマークが出ていないこともありますが確認が必要です。
決められた金額以上の買い物をするとサービス手数料を差し引いた税金を払い戻す制度です。
書類は支払い時にタックスリファインドか店員が確認しますので、パスポートを提示して書類を作成してもらいます。
タックスリファインドの払い戻し方法は
昨年まではイタリアでもVATの払い戻しを申請する品物を、預け入れ荷物の中に入れたい場合は、チェックイン後に一旦手荷物を戻してもらって税関に行って、税関でチェックを受け、商品を購入した際に店からもらったVAT還付申請書にスタンプを押してもらいます。
払い戻しは、VAT払い戻しデスク(VAT refund desk)でお受け取りとるか、帰国した後に払い戻し先のクレジットカード番号を記載して郵送しました。
出国する空港でVAT払い戻しデスクで手続きする際もクレジットカードを記入するかキャッシュを受け取る方法になります。
受け取るキャッシュはユーロ以外の通貨になり、日本円でなくてもUSドルで受け取ることができます。
前にユーロを希望しても対応できないいわれました。
昨年8月に今までと方法が変わっていました。
8月までは上記に記載した手順で変わりがありませんでした。
9月初めには航空会社でのチェックインまでは同じです。
カウンターで付加価値税の戻しがある旨を伝えると預入荷物を一旦戻してもらいます。
いつも通り関税に行くと係りの人はいますが、カウンターに行くと
ここではなく、払い戻しカウンターに直接行くように言われました。
なので荷物のチェックもなく税関のスタンプもありません。
払い戻しカウンターに行くとVAT還付申請書を提出します。
荷物のチェックなどなく、VAT還付申請書をチェックします。
払い戻しはクレジットカードか現金か聞かれましたので、帰国した際に現金が必要でしたのでレートは悪いのですが現金を希望するとユーロを渡されました。
日本円を希望するとユーロ以外は対応できないといわれました。
結局、クレジットカードに変更しました。
そのあと、前は払い戻しカウンターの横に荷物を預けるカウンターがあり、そこに荷物を預けて、ゲートに向かうために手荷物検査に行きました。
しかし、カウンターがないのでチェックインをした航空会社のカウンターに戻って荷物を預けました。
今回の変更がイタリアのローマの空港では毎月のようにいろいろな部分が変更になっていますので一時的なことかどうかはわかりません。
また、払い戻し対象の商品が少ない場合は上記の方法で間違いがないのですが、購入商品が多い場合はちょっと違います。
払い戻しカウンターに行くと商品の多い用紙を戻し、行くように言われます。
関税に行って荷物のチェックをしてもらい、用紙に関税のスタンプを押してもらいます。
その後、払い戻しカウンターにまた行って手続きを行います。