ブラックフライデー
今年もいよいよこの時期がやってまいりましたね。お買い物好きにはたまらないイベントです。
アメリカ人がとにかく物を買いまくるブラックフライデー。
ブラックフライデーとは一体どのようなモノなのでしょう。
「ブラックフライデー」という呼び方は、アメリカで1961年ごろから使われるようになりました。
最近は日本でも耳にするようになってきました。
アメリカでは、毎年11月の第4木曜日が「Thanksgiving Day(サンクスギビングデイ)」という祝日なんです。
ターキー(七面鳥)をメインディシュに、家族、親戚や友人など皆集まって伝統料理を食べる習慣があります。
神々に収穫の恵みを感謝する日でもあります。
そして毎年、このサンクスギビングデーの翌日の金曜日(フライデー)は、1年で最も大規模なセールが行われる日「アメリカブラックフライデー」です。
この日を皮切りに、アメリカではクリスマスショッピングのシーズンに突入します!
各ショップが大幅割引きを行う年末商戦の初日かつ最大の山場なのです。
この日は祝日では無いのですが、実際はかなりの割合の人が仕事を休み家族でショッピングに出かけるのです。
激安の目玉商品を求めて、お店に人が殺到するため、交通渋滞、事故、そして喧嘩なんかも起こります。
お店はこの期間だけで年間売上げの2割ほどを稼ぐといわれています。
赤字の店舗でもこの期間にがっつり売り上げて黒字に代わるといわれています。
ちなみに、この「ブラックフライデー」という呼称、ブラックマンデー( 1987年に起こった ニューヨーク株式市場の株価大暴落)という負のイメージを連想する方も少なくないかと思います。
由来は諸説有るようですが、小売業者が売り上げ増によってもうかる(黒字になる)こと、道路や店舗がこみ合って黒山の人だかりとなることに由来しているといわれています。
一方で「大量にモノを買わされてしまう暗黒の日」という裏の意味が含まれているという説もありますね。
「セールは数日前からスタート」
昔はゆっくりサンクスギビングデーを過ごして、翌朝お店が開店と同時にセールが始まるのが一般的でした。
それがどんどん早まり、ブラックフライデーの数日前からセールを始めるお店も増えてきました。
もちろんオンラインでも数日前からセールが始まります。
とにかく、アメリカ人が1年で最もショッピングをする日、それがブラックフライデーです。
子供もこのブラックフライデーに合わせて、欲しいものリストを作ったりするそうですよ。
クリスマスプレゼントもこの時期に買う方が多いようですね。
そんな実店舗でのセール「ブラックフライデー」に対し、オンラインショップにおいてのホリデーシーズン・セール開始日は「サイバーマンデー」と呼ばれています。
サイバーマンデー
サイバーマンデー(Cyber Monday)とはアメリカの感謝祭(サンクスギビングデー 毎年 11 月の第 4 木曜日)の次の月曜日を指します。各社が大々的なキャンペーンを実施し売上が爆発する日です。
サイバーマンデーにオンラインショップの売上が急増するのは、休暇明けの月曜日に職場の高速回線を使ってオンラインの店舗にアクセスして買い物をする人々が多いためであるとか、感謝祭の休暇中には実店舗での買い物に外出したり帰省していた人々が、家庭に戻ってオンラインでショッピングするからであると言われています。
そもそも、オンラインショップ各社がサイバーマンデーと銘打ってセールを行いますので、集客が増え、売上が大きく増えるのは当然の流れなんですけどね。
ちなみに、日本では2012年にご存知アマゾンが12月第2月曜日を日本版のサイバーマンデーとして日本記念日協会に申請し、認定されています。
つまり、今年2018年は12月10日(月)ですね。楽しみです。
おまけに、楽天はといいますと、『サイバーマンデー』という名前ではなく、楽天スーパーセールと呼ばれています。例年この時期のセールは、12月の第1土曜日から始まっていますので、今年は2017年12月1日(土)から(たぶん)となります。
そんな大型セール、他にはグリーンマンデーというのもあります。
グリーンマンデー
サイバーマンデーと並んでオンラインショップの売上が急増する日として注目されるのが12月第2週の月曜日であるグリーンマンデー(Green Monday)です。
これはeBayが2007年に提唱したもので、「オンラインショップで注文し、クリスマス休暇前に自宅に届く締切り間近の月曜日」で、駆け込み需要が集中して発生する日と言われています。
例年、サイバーマンデーに次いで年間第2位の売上高を記録すると言われていますね。
いずれにしても割引幅がハンパない大型セール。楽しみな限りです。
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