日本での地下鉄やバスの乗り方や切符の買い方は判りますが、慣れない国で地下鉄や列車の切符を自動販売機で購入するときはよくわからずに戸惑うことがあります。
旅行の時もそうですが、海外仕入の場合はミラノやローマの市内を移動するときに地下鉄やバス、トラムなどを利用する事も多いと思います。
そんな時に良く目にするのが
ドイツやイタリアで切符の自動販売機の周りに居て、切符を買うときに不慣れな様子の人に近づいて
「どこに行きたいんだい?」
と聞いてきます。
親切な人が助けてくれるのかと行き先を言うとボタンを押して切符を買う手伝いをしてくれます。
そこまでならどこの国でも有ると思いますが、購入し終わるとお金を要求してきます。
金額的には1ユーロぐらいなのですが、言われた人はだいたい払っていたようでした。
中には切符を持っていて、正規の金額より高い金額で販売していたりしていました。
見ていると、また切符売り場の周りでウロチョロしていました。
金額的には少ないので、問題にはなりませんが一見すると親切なのかお金が必要なのかわからないことがあります。
もちろん親切な人は沢山いますし、お金を要求されることは少ないとは思いますが印象はよくありません。
駐車場でもあります。
郊外のアウトレットなどでは駐車場が完備されているので、そういったことはありませんが観光地などでは駐車場を探すのに苦労することがあります。
イタリアの観光地でもきちんとした駐車場はなくて、路上の駐車スペースに駐車するところも多くあります。
駐車スペースはありますが空きスペースを探すのは大変です。
そんな時に進んでいる先に手を振ってここが駐車できると教えてくれる人がいます。
進んだ先の駐車スペースが空いているので、言われなくてもわかるのですが、そこに駐車します。
駐車すると、教えたんだからとお金を要求してきます。
たしか5ユーロ程度です。
もう一人、連れが居るので5ユーロあわせて10ユーロを請求してきました。
切符を買うときもそうですが、その時も無視するとそれ以上は言ってきません。
若しくは言葉がわからないふりをするとあきらめるようです。
トラブルになることは少ないと思います。
イタリアは基本親切な方が多いので、重ねて言いますが親切な人の方が圧倒的に多く、お金を要求する人は少数派です。
市内の移動では例えばミラノの場合、地下鉄やバスに乗るときに1回の搭乗券が1.5ユーロ、それに対して多少の変動はありますが
- 1日券 Biglietto giornaliero 5ユーロ 24時間乗り放題
- 2日券 Biglietto bigiornaliero 9ユーロ 48時間乗り放題
3回程度の乗車で元は取れますし、いちいち切符を購入したり、支払ったりする手間もありませんので非常に便利です。
購入は地下鉄・バス・トラムのチケットは共通になりますので、駅の自動販売機や駅や街にあるタバッキ(タバコを売っているのでそれを探して)で購入できます。
購入方法も非常に簡単で、言葉がわからなくてもガイドブックの1日券の写真を見せると判ってもらえます。
ヨーロッパの主要な都市であれば1日券や2日券は必ずありますので、利用する事をお勧めします。
そうすると最初に記載したような事に遭遇することもありません。
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