海外(国内も含めて)に宿泊するときのメインホテルチェーンについて

先日は滞在するときに優先する宿泊方法としてホテルチェーンをお勧めしました。

各ホテルプログラムの詳細については、他に詳細を記載していきます。

今回はホテルプログラムの中から、どういったホテルチェーンをメインにするかと言うことです。

ホテルチェーンを利用する場合には1つのホテルチェーンだけでは地域的にも立地的にもすべてをカバーすることは出来ません。

なので、メインのホテルプログラムを1つ、サブのホテルプログラムを2つほどを考えることが効率的です。

先日も記載しましたが、出来るだけ1つのホテルチェーンを集中的に利用した方が上級会員になれてホテルでの滞在が格段に快適になります。

そういった意味でもメインのホテルプログラム選びは重要になります。

今回はメインとなるホテルチェーンはどこが最適化を考えます。

 

 

マリオットリワード

加盟しているホテルは

マリオットホテル、シェラトンホテル、ウエスティンホテル、リッツカールトン、ルネッサンスホテル、など

現状でメインにするホテルプログラムとして最有力候補はマリオットリワードになります。

特にホテルの利用が多い方には最適です。

理由は2018年8月にマリオットリワードとスターウッドが統合されて巨大なホテルプログラムになります。

会員数は重複している会員も多いので、正確にはわかりませんが1億人以上の会員数とのことです。

参加しているホテルブランドは30以上。

ホテル数は世界中を網羅して6,500軒以上のホテルを要しています。

マリオットリワードとスターウッドを合わせたホテルブランドで客層も違えばターゲットやコンセプトも違ってきます。

それらを簡潔に紹介することも無駄では無いと思います。

30ブランドを考えたときに大きく分けて5グループ、さらに小さく分けると7グループに分かれます。

ラグジュアリーホテル

ザリッツ – カールトン
セントレジス
JWマリオット

サービス面でも設備の面でも最高級ホテルになります。

宿泊しても価格的には高価になりますが、満足のできる宿泊が期待できます。

特徴的なラグジュアリーホテル

ザ・リッツ・カールトンリザーブ
ザ・ラグジュアリーコレクション
BULGARI
W Hotels
EDITION

こちらはファッションデザイナーが手がけたり、コンセプトが明確になっているホテル、また統一されているホテルブランドではない様々な高級ホテルなど、設備、サービスともにラグジュアリーホテルに準じるホテルになります。

プレミアムホテル

マリオットホテルズ
シェラトン
マリオットバケーションクラブ
デルタ

こちらのブランドはホテルグループの中核を形成しているグループになります。

宿泊に必要な価格も様々な設定になっていて、どこに行っても必ずあります。

特別豪華なことはありませんが、ある一定の水準は確保しています。

特徴的なプレミアムホテル

ルメリディアン
ウェスティン
オートグラフコレクション
デザインホテル
ルネッサンスホテル
トリビュートポートフォリオ
ゲイロードホテル

こちらはホテルコンセプトがより明確になってます。

ホテルブランド的にもプレミアムホテルよりも上のホテルブランドもあり、デザインに特化していたり、小規模なホテルを展開したりしますので、実際の滞在に関してはシェラトンホテルやマリオットホテルよりもよい体験ができるホテルも数多くあります。

スタンダートホテル

フォーポイント
スプリングヒルスイーツ
プロテアホテル
フェアフィールドイン&スイーツ

比較的低価格なホテルになります。

ホテルの設備に関しては、それほど新しいホテルではなくサービスも特に期待するものはありません。

クラブラウンジなども、このクラスになると無いホテルがほとんどになります。

特徴的なスタンダート

ACホテル
アロフト

こちらのホテルは内装から外装まで統一されたデザインになります。

価格的には低価格なホテルになりますが、内装は新しく規定なホテルが多いと思います。

どちらかかというとビジネスユースで使うホテルになると思います。

長期滞在
マリオットエグゼクティブアパートメンツ
レジデンスイン
タウンプレイススイーツ

こちらのホテルは低価格ですが大型の冷蔵庫やキッチンなどを備えており、家族で長期滞在することに向いています。

ホテルの部屋数も少なく、小規模なホテルが多いと思います。

朝食なども無料で提供されるので、旅行代を節約したいときには最適です。

このようにどのような客層でも、宿泊の目的、人数、ファミリー、ビジネスなど、目的に合ったホテルを選択する事が出来ます。

宿泊回数が多いのであればマリオットリワードをメインにして間違いないと思います。

 

IHG リワードクラブ

参加しているホテルは

インターコンチネンタル・ANAクラウンプラザ・ホリディインなど

IHGリワードクラブもメインのホテルプログラムとしては有力です。

ホテルブランドの構成も

高級ホテルのインターコンチネンタルホテル

ビジネスに最適のクラウンプラザホテル(ANAクラウンプラザホテル)

家族で宿泊や気軽に宿泊するならホリディインホテル

低価格のホリディインエクスプレスなど

IHG リワードクラブをメインにすすめる理由は年間で宿泊する回数がそれほど無い方に最適な部分です。

年間に50泊以上されるようなかたであればマリオットリワードが最適ですが、20泊程度であればIHGリワードクラブをお勧めします。

IHG リワードクラブをメインのホテルプログラムとして考えたときに

前提となるのがインターコンチネンタル アンバサダー会員への入会になります。

インターコンチネンタル アンバサダーは有料で上級会員になれるIHGリワードクラブの制度です。

アンバサダー会員になると1回だけ週末に使える無料宿泊券の他にIHG リワードクラブのゴールド会員になれます。

IHG リワードクラブの上級会員の魅力はそれほどあるわけではありませんが

レイトチェックアウトや上層階へアサインしてもらえます。

詳しくはアンバサダー会員を記載しますのでそちらを参照してください。

IHG リワードクラブ参加のホテルは価格層も幅広く日本での展開もANAホテルを窮していますので、いろいろな地方都市にあります。

ビジネスでもプライベートでも使う機会は多いと思います。

特にIHG リワードクラブの場合

ファミリーで旅行する方には使い勝手が良いと思います。

ホリデイインなどはファミリーでの使用が多いので

4人で宿泊出来る部屋も多くあります。

(4人の場合、2部屋での宿泊が多いと思います)

少ない宿泊でもキャンペーンが多くボーナスポイントを含めてポイントがたまりやすいのもIHG リワードクラブの特徴です。

ポイントの使い勝手で考えるとマリオットリワード以上です。

しかも、そのポイントもポイントブレイクというキャンペーンがあり、5.000、10,000、15,000ポイントで指定されたホテルに宿泊ができます。

もちろん、ポイントブレイクの対象ホテルは約2ヶ月毎に変更になり、人気のあるホテルはすぐリストから消えますがお得宿泊する事が可能です。

また、日本に限らずヨーロッパでもアメリカでも非常に多くの加盟ホテルがありますのでどこに行くにも便利です。

全体的にマリオットリワードと比較して低価格で宿泊出来るのも魅力です。

 

ヒルトンホテルやハイアットホテル、ベストウエスタンリワード、アコーテルなどは?

上記2つのホテルプログラムの他にも有力なホテルプログラムはあります。

ヒルトンホテル、コンラッドホテルのヒルトンオーナーズ。

ハイアットホテルのワールドオブハイアット。

ベストウエスタンホテルのベストウエスタンリワード。

そしてアコーホテルなどです。

それらのホテルは一長一短があり、ホテルの加盟数や立地などを考えるとメインで利用するホテルプログラムとしては難しいと思います。

ただし、サブのホテルとして考えるならマリオットリワードとIHGリワードクラブのどちらかをメインで利用して、サブで利用するホテルとしてここにあげたホテルプログラムから1つを選択することは補完する意味で良いと思います。

国内でヒルトンホテルはシェラトンやマリオットホテル同じようなイメージです。

ハイアットホテルやコンラッドホテルは高級ホテル。

ベストウエスタンリワードそしてアコーホテルは低価格のホテルという印象です。

それが海外の場合には

ヒルトンオーナーズにはガーディンインなどの低価格ホテルがあり、ワールドオブハイアットにも低価格のホテルがあります。

ベストウエスタンリワードそしてアコーホテルは国内同様に低価格のホテルという印象です。

 

 

 

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